小さいうちはお世話、サポート、教育。たくさんすることがあるだろうけれど、もしかしたら持病で満足にできないときが来るかもしれません。
入院していたとき、ママ患者さんがベッドに横たわって子どもの運動会を見に行ってやれない。と泣いていたのをたまに思い出します。
もしかしたら、ママに精神疾患があることをプチが嫌がったり、受け入れられない時期が先にあるかもしれません。
もっともっと考え込むと、ママの遺伝子を半分もつプチに影響がないとは言えません。
もちろん我が子にはなるべく健康でいてほしいし、わたしと同じ様な苦しみを味わってほしくありません。
でも良くも悪くも明日何が起こるかは分からないし、わたしよりずっと大変な思いをしないとも限らない。
わたしが物理的に何かできないとき、プチが何かの困難にぶつかったとき。
わたしが親として、先に生きている先輩としてあなたに伝えたいことがある。
それは、きっと人生は楽しめる。ということ。
わたしもまだ途中だから、絶対とは言い切れないけれど。
これができるからとかあれができないからとかそういう細かなことを超えて、それは真実じゃないかな。と思っているし、それをわたしなりに子どもの前で実践していきたい。
以前に宮崎駿さんが会見で「この世は生きるに値するんだということを伝えるのが、自分たちの仕事の根幹になければならないと思ってきました」と言っていた。
こんなかっこいいことをサラッとは言えないけれど、わたしはわたしのやり方で我が子に人生をエンジョイする達人の姿を見せていきたいと思っています。