グレのはいはい日記

時間がありすぎて始めました。忙しくなってフェードアウトするのが目標です。

回り回ってダンナが好きな話

自分のBlogなのにどこまでの経緯を書いたのか把握してなくて、今は見返す時間も体力もないのですが…

 

わたしとダンナの関係は第二子妊娠中から徐々に良くない方向へ。ピークは臨月前にアクシデントでダンナが左足を骨折してしまい、大きなお腹を抱えたままプチのケア全般とダンナが骨折生活に慣れるまでのアシストをこなさなければいけなくなったとき。。

体力的にも精神的にも消耗しきっていました。もうすぐ出産なのに体重が減り始め、免疫力が下がっていたのか目の周りに湿疹?みたいなのが出て。。

周りにサポートを申し出られるような環境にもいなくて、ミニ出産後は無理がたたったのか、膣からの出血が止まらなくなり救急車を呼んで緊急に搬送されて処置してもらいました。

 

緊急外来のベッドの上で医師を待っているとき、今まで見たことがないくらい血が出てるのを見て「あー、こらあかんかも…」と三途リバーが頭をよぎりました(実際はそれほど深刻ではありませんでした)が、そんな瞬間ですら辛さを共感できないダンナとここまで追いつめられているのにほぼ無関心な自分の両親と義両親に対する怒りで涙が出ました。

 

「産後クライシス」という7文字で産後のパートナーとの不和が表現されていますが、出産はトリガーであるだけで、ホルモンがどーのこーのよりは現代の日本の家族(夫婦)のシステムの脆弱さが露呈しているだけの気もします。

とゆーか、家庭で何かあった際に出動するのが嫁(あるいは母親)という前提で日本社会が構築されすぎです。多様な生き方・働き方が推奨されてはいますが、やれ家事・育児・介護etc...これらの労働をプライマリーに受け持つのは嫁(母親)である。という実態と風潮。

うちも含め、周りをみても旦那(父親)側のライフスタイルが激変する人はほとんどいません。 かと言って嫁(母親)の負担を軽減するサービス(家事外注・育児のケアやサポート)の利用が一般的かというとそんな実感は今のところ皆無です。

 

おかしないですか?

いや、おかしいです。

アンフェア過ぎます。

 

で、ダンナや社会の仕組みや出産後の育児漬けの孤独感やらでわたしは荒んでいた(いる)わけですが、正直、子どもらとわたしだけで静かに暮らしたいと思いました。

思うだけでは気持ちは伝わりませんので、ダンナにも伝えました。

 

それでダンナも思うところがあったみたいで、彼なりに家事・育児をして、またぶつかり合いながらも暮らしてきました。

余裕がないので、本当にキツく当たってしまったことも多々あります。。

 

それで、昨日か一昨日あたりから

「なんでこの人はこんなに辛く言われて、それでもまだわたし(と子ども)と一緒にいるんだろう?」

とすごく疑問に思って、そうした目でまた見直すと、この人はすごく奇特な存在に思えて、少し不憫にも思えて、可哀想というか可愛らしいというかそんな風に感じました。

いろんな感情が一周して、好きかも。みたいな。

まぁ、また数時間後にケンカしてるかもしらんけど。