リサ・ウィリアムソン著、飯野眞由美訳、「マララ・ユスフザイ」を読みました。
マララとその父、ジアウディンについて詳しく書かれた本でしたが、わたしはマララの母、トールペカイに注目しました。
パキスタンの地方の女性として家庭を切り盛りする姿が、わたし自身に投影されたからです。
教育を受けて、自由を手にし、未来を切り開いていくマララやジアウディンは、確かに西洋的で魅力的ですが、お家の様々なことを安定した形に整えてきたであろうトールペカイも尊敬します。
わたしには持病があり、大学も卒業しましたが活かす道もみつけられず希望を失っていました。
けれど、家族みんなが温かく暮らせるように邁進するトールペカイの役割の重要さを垣間見て、勇気をもらった気がしました。
わたしのすることと言えば、炊事・洗濯、習い事の送迎、病院の付き添い、宿題の付き添いくらいですが、娘たちが小さな幸せをみつけるのが上手になるように見守っていきたいと思いました。
#マララユスフザイ#トールペカイ