グレのはいはい日記

時間がありすぎて始めました。忙しくなってフェードアウトするのが目標です。

思い出 初めての婦人科

旬のトピック「婦人科の内診について思うこと」にのって、初めて婦人科にかかったときのことを思い出してみました。

わたしが初めて婦人科に行ったのは20歳の春。
急にかゆみを覚えてそれが1週間ほど続いたんです。特に心当たりもはなかったんですが、当時お付き合いしていた人がいたので心配で近所の産婦人科に行きました。

こじんまりしていたけどとても清潔な院内で問診票に記入し、名前を呼ばれて、診察室に入るとかなりお年を召した男の先生(以下、おじいちゃん先生)が座っていました。
おじいちゃん先生は鋭い眼光でわたしの書いた問診票を睨みながら、わたしに一言
「なんかしたん?」

なんかのなんかってなんのこと?と戸惑いながら、
「いえ、特になにも…」と話終わらないうちに
「AIDSの検査もしとこな」と言って、そのまま内診に移りました。

内診は必要だからするんだ。と元々思っている質だったので抵抗感や嫌悪感はなかったのですが、おじいちゃん先生の言動にとげを感じていたので、早く終わらないかな。と思っていました。
「中の組織を少しとって検査にまわすから、1週間後にまた来てな」と言われて帰宅。

診察の翌日か翌々日。
トイレに行ったら、下着に白いもろもろがたくさん付いていたんです。
やっぱり何かおかしいんだ!わたしの体!と血の気が引きながらあわてて産婦人科に電話しました。
受付の方がおじいちゃん先生に取り次いでくれたので事の経緯を話すと、
「あーそれ、この前入れた薬」と返答されました。
え、内診のときに薬入れたなんて言われてないよね。びっくりするよね。。と唖然。

この時点でもう来週の検査結果を聞きに行きたくありませんでしたが、母親に説得されてしぶしぶ産婦人科に。

1週間ぶりに会ったおじいちゃん先生は前回とはまるで別人のように饒舌で、
「検査なー、どうもなかったわ!ちょっと中の雑菌が増えてただけ。自分肌弱いんとちゃう?お腹下とかかぶれてたもんな、それも関係あるかもなー」てな感じ。
この変わりっぷりにまたも閉口したわたしは、これ以降こちらでお世話になることはありませんでした^^;

その後も、精神疾患があるために個人の産婦人科の先生に「うちでは婦人科としては診察するけど、産科としてはちょっと…」と言われたこともあります。
これは多分、妊娠・出産時に精神的に不安定になって、そっちのケアが必要になった際に対応しきれない。という意味だと思うんだけれど、あまりに歯切れの悪い言い方をされて傷ついたなぁ。

そんなこんなでわたしの婦人科デビューは散々でしたが、こんな事があるからこそ、親身になってくださるお医者さんに出会えると本当にありがたいなぁ。と感じます^ ^