グレのはいはい日記

時間がありすぎて始めました。忙しくなってフェードアウトするのが目標です。

通院をやめる。服薬をやめる。前に考えること

すごく有名そうな方のBlogで、精神科の通院をやめて症状が寛解した。という投稿を読んで、個人的に思っていることを書いていこうと思います。

精神疾患の症状が辛い、あるいは良くするために処方されているはずのお薬の副作用が辛い。病気になって15年くらいになりますが、そういう時期は何度もありました。通院をサボったり、服薬を自分で調整したりしたこともあります。
でも、わたしは通院して服薬して状態を安定させて生きていくことを選びました。その経緯も絡めながら、うまく書けるといいな。

通院をやめたら。服薬をやめたら。どうなるか考えてみる

わたしの考えつくことはあなたも考えつく。という法則があるのかは知りませんが、通院の手間がなくなって、お薬ナシになったらどんなに幸せだろう。と思うのは、精神疾患になったほとんどの人が1度は思うことだと思います。
でも実際そうする前に、良いシミュレーションと悪いシミュレーションの2つをしてほしいです。そして自分なりに良い結果になる確率とそうじゃなくなる確率を紙に書いてみる。
そこまでして、本当にトライする価値が自分にあるのか確認することが大切だと思います。

失敗したときに取り返しがつくように準備する

吟味した結果、やめる方がメリットがあるとなったら、今度は悪いシミュレーションに沿ってダメになったときにどう対処していくのかを考えます。
わたしは、お薬を飲まなくても通院はやめない方がいいかな。と思うので、ベストは主治医に断薬を希望している。と伝えることですかね。そんなこと言ったら否定されるだろう。と思う方もいらっしゃると思いますが、それはそのお医者さんの考えとそれまでの患者と医師の関係によると思います。
わたしの知っている範囲で、医師の了解のもと断薬にトライした人1人と、医師と相談して薬ナシ通院のみをしている人1人を知っていますよ。
病院との関係をいつでも復帰できるように整えたら、次は日常の自分を観察してくれる人に経緯を話し、これからより注意深く様子を見てくれるようにお願いしましょう。断薬を希望すると、薬を飲まないぞ!という意識が立ってしまうので、細やかな体調の変化に気付きにくくなります。そんなときに側で変調に気付いてくれる人がいると、迅速に対応できます。

通院をやめる。服薬をやめる。は慎重に

わたし自身は上記のことを考えると、通院をやめる。服薬をやめる。ことにさほどメリットを感じませんでした。小さいながらも自分自身にも家庭での役割がありますし、万が一のサポートを得られる状況にありませんので。
病気とどう付き合っていくかはその人自身の問題で、こうした方がいいなんて正解はありません。でも個人的に、思いつきのように突然全てを投げ捨ててしまうことはやめた方がいいと思います。症状が悪くなった際に、協力が得られにくいですし、払う代償もずっと大きいものになってしまうからです。

最後に

精神疾患を抱える全ての方が、自分なりの健康をみつけ、自分なりの幸せを手に入れられたらいいな。と思っています。
もちろんわたしも含めて^ ^