グレのはいはい日記

時間がありすぎて始めました。忙しくなってフェードアウトするのが目標です。

偽母乳のネット販売のニュースをみて

偽「母乳」ネット販売:細菌1000倍、乳児に危険 - 毎日新聞
少し前になりますが、新鮮な母乳販売を謳っているネット業者の母乳を検査に出したところ、不衛生な環境で母乳少しに粉ミルクと水を加えて製造された商品だったことが発覚したというニュースがありましたね。
これを見ていて、悩める母親につけ込んだ悪徳なやり方に本当に虫酸が走りました。

このBlogではまだ書いたことはなかったと思いますが、わたしは完全粉ミルクで赤ちゃんだったプチを育てました。
わたしの場合、妊娠中は、ほぼ安全だと確認されている薬だけを飲むか、薬を中断するかという選択肢ががあり、出産後の授乳に関しては、通常のお薬を服用して完全粉ミルクか、安全性が高く母乳にも移行しにくい薬だけを飲んで母乳、もしくは薬をさらに中断して母乳にするという選択肢がありました。
そしてわたしは最終的に授乳に関しては、出産後すぐいつも通りの薬を飲んでホルモンバランスの崩れに備え、最初から粉ミルクにすることにしました。

でもこのチョイスをするまで、いやした後も、本当に胸が詰まるくらい悩み、罪悪感に苛まれる日々を過ごしました。
母乳ケープをさっと取り出して授乳するママの姿を見て傷つき、また実際にミルクをあげている際に母乳育児しているママからチクチク言われたこともあります。

わたしも母乳で育ててあげることのメリットについて知っています。承知でミルクで育てているのだから、お互い大人なんだから大人の事情を察してほしい。てか、察しろ!ばかやろー。と心の奥では思っていました。
救われたのは周りの同年代・少し年下世代のママ友に意外に粉ミルク派が多かったので、気持ちが孤立するってことがなかったことかな。

そんな経験があったので、周りのプレッシャーがきつく孤立してしまった母乳が出づらいママや、何かの事情で母乳をあげられないママがインターネットで売られている母乳に手を出したくなる気持ちもなんとなくわかる気がします。
あくまでわたしの実感として、なんか母乳で育ててるママの方が発言力があったんですよね、わたしの周りは。。当時は吹っ切るのに時間がかかりましたが、母乳・粉ミルクを飲んでる時期なんて一瞬だったなー。と今は思えます。

もちろん赤ちゃん側の健康上の問題で粉ミルクより母乳が強く推奨されるケースもあるらしいので、そういう場合は、本当に安全性が確認できるところから母乳を入手したらいいと思います^ ^

大切なのは、その家庭家庭で選択したことを互いに尊重し合うことなんだと思います。
できれば産婦人科の先生や看護師さん、助産師さんにもお願いしたいですね。お忙しいのはわかりますが何回も確認されたり、確認すらなしに母乳コースに乗せようとさせたりされるとその度に小さな棘が刺さるので。。

母乳育児を選択しないママ!
もっと堂々としていいんだよ。みんな同じ一生懸命育児してるじゃん。我が子可愛いじゃん。愛情溢れ出て止まらないじゃん。
なんて、自分にも宛てながら思うのでした♡